思ったこととか書きます

言い訳とか理由づけとか思ったことを書くよ

東京ディズニーリゾートがすきだという話

以下の文章は、わたしがひたすらに東京ディズニーリゾートがすきだという話だ。

ただ書きたいから書くという欲求に従った結果のものなので、これを読んでも「わたしの一部を知る」以上の何にもならないことをことわっておく。

 

小さい頃は年に一度、2泊3日で両パークへ連れて行ってもらっていた。それ以外の300日前後もパークの公式サイトを見たり、ガイドブックがぼろぼろになるまで読み込んでいた。そのおかげか、今でもパークの地図は大方頭に入っていて、まずもってトイレの場所に困ることはない。非常に便利だ。

当時のわたしの関心事と言えば、「どうやったら効率的に回れるか」ということで、そこを軸にひたすら戦略を練っていた。ショースケジュールや移動時間も含めて行動計画を立てるというひとり遊びをやったりもした。

高校生や大学生になってアルバイトをするようになると、パークへ行く頻度も幾分か高まった。毎回泊まりとはいかないけれど、わたしの狭くて深い友人関係の中には、幸いにもパークを好む人が複数いた。幼少期のひとり遊びの成果を遺憾無く発揮し、友人たちをそれなりに振り回したが、「楽しかった」「決めてくれてありがたい」と言ってくれていたので、その言葉を額面どおりに受け取っていた。(これは今でもそう)

社会人になると全体的にゆとりが増え、パークの楽しみ方が変わってきた。金銭面としては、アルバイトに比べて入ってくるお金が大きいのはもちろん、幼少期と違って細々したお土産を買う必要がなくなった。自分が気に入ったものと、家族や会う予定が決まっている友人の分だけ買うのはとても身軽だ。学生時代と比べるといささか体力に翳りは見えてきたものの、そこは有給休暇を使って混雑日を避けたり、近場のホテルに宿泊してから帰るという手段を取ることでカバーできた。

それに、友人との回り方も形が変わってきた。かつては朝の寒い中、暑い中、体力を削られつつも健気に入園ゲートに並んでいたが、今ではお昼からゆっくり入ったり、何ならパーク内で待ち合わせすることもあった。そういうときは、大抵1人で先にパークに入って写真を撮っている。完成された風景が美しいのは言うまでもないけれど、その風景を完成させるためのプロップス(小道具)を撮るのがすきなのだ。

アーント・ペグズ・ヴィレッジストアのペグおばさんの畑、ベッラ・ミンニ・コレクションのレジ部分にある香水がたくさん並んだ棚、S.S.コロンビア号付近にある石炭…それぞれに物語が宿っている。おしゃべりしながらだとつい見過ごしてしまいそうな(それもそれでプロップスとしての意義があると思うけれど)一つ一つものたちに意識的に目を向けることは、世界にもう一歩深く踏み込んだ気にさせてくれる。

 

こんな感じでそこそこ長くなってきた中で、次の記事ではそのプロップスについて書きたいと思う。

ずっと気になっていたけれど、なかなかインターネットでも目立った記事が見当たらず、周知の事実故に言うまでもないのか、はたまたわたしの解釈の甘さなのかと思っていたものがある。

では、一旦ここで。

長文をお読みいただいてありがとうございました。