会社へは、毎日1リットルのお水を持っていく
意識的にお水を飲もうとしているし、少なくとも1リットルあれば足りなくなることはないという考えだ
だから、今日みたいにお水を家に忘れた日は非常に焦る
会社に着き、社員証を出すために鞄を漁ろうとしたところで、手に待つそれがいつもよりかなり軽いことに初めて気がつくという驚きのチャーミングさを発揮してしまった
幸いにも、会社の冷蔵庫にはストックしてあったカフェラテとブラック、それからエナジードリンクがあって、少なくとも水分不足で困ることはなかったけれど、一日中飲むにしてはどれも後味の余韻が長い
そのため共用の魔法瓶のお湯を頂戴し、それを飲むことにした
白湯を飲むなんてすごく健康的だし、身体にやさしくしている気がする!と思っていたけれど、白湯の冷めるスピードは存外早く、猫舌のわたしが口をつけられる温度になってから数分後には完全な湯冷ましと化していた
温かいまま飲み切れるよう、1回に注ぐ量をマグカップの半分程度にすることも試みたけれど、結局は湯冷ましを口にしていることのほうが多かった
湯冷ましという言葉を聞くのは、学生時代の林間学校のとき以来な気がする
向こうの人が湯冷ましを用意してくれて…みたいな話だった気もするし、この記憶が全くの捏造の可能性もある でも、小学校と中学校で聞いたのは確かで、湯冷ましってなかなか耳慣れない言葉だなぁと思ったことだけは覚えている